皆さん、こんにちは。稲伸ゼミナールの代表を務めています山本幸男です。

今年2016年(平成28年)は塾創立31年目の年にあたります。
12年間勤めた私立高校を退職し、多度津町に稲伸ゼミナールの看板を掲げたのが36歳の年でした。
先日67歳になりました。稲伸ゼミナールは現在多度津町元町と丸亀市城西町の2か所に教室を構え、
小学1年生から大学受験生までの塾生が通って来てくれています。
彼らを指導する講師は全員正社員で、講師としての指導力、仕事への熱意、人格的品位
どの点においても優れた人材だと自慢できます。
というわけで、私は現在週2日中学3年生の社会科指導だけを担当し、あとは縁の下の仕事に回っています。

この度『稲伸ゼミナール代表ブログ 山本先生の職員室』のタイトルで
ホームページ上にブログを開くことになりました。
このブログでは、塾の職員室(ふだんは「講師室」と呼んでいます)から見える塾生たちの日々の様子、
塾の歴史の一面、日本の子どもたちの未来とその社会について考えたりしたことなどを書き記したいと思います。

また、皆様とともに考えてみたいことについての資料など提供し、
皆さまからの意見をお聞きできればありがたいと思っています。どうぞ忌憚のないご意見をお寄せください。

さて、早速ですが、先日読売新聞が「どうつなぐ高校大学」というタイトルで3回連載記事を掲載しました。
ご存知にように2020年は東京オリンピック・パラリンピックの年ですが、
もう一つ日本の子供たち、日本の未来にとって大事な年になります。
この年大学入試センター試験にかわり「大学入学希望者学力評価テスト」が導入されます。
単なるテスト名称の変更ではなく、日本の学校教育の在り方をも変える教育大改革と言えます。
すでに進行している幼稚園と保育所の一体化(幼保一元化)、小学校と中学校の一体化(小中一貫教育)、
中学校と高校の一体化(中高一貫校、中等教育学校の設立)は全国規模で広がっています。
これらの改革の仕上げになるのが高校と大学の接続(高大接続改革)となります。
詳しくは、先に投稿しております連載記事(3本)をご覧ください。

地元香川でも変化が起ころうとしています。
「多度津高校に造船コース、坂出高校に教職コース」(四国新聞)は高大接続改革の動きの一つと言えるでしょう。
また、少子高齢化によって地域の活力が低下している地方自治体が取り組む地域活性化の一つの方法としても注目されます。
現在中学3年生が受験する来年度(平成29年度)公立高校入試から2つのコースが導入されます。
学校の先生は、子どもたちの「なりたい職業」でも常に上位にあります。
ベネッセ教育総合研究所が公表している「なりたい職業ベスト10」によると、学校の先生になりたい順位は、
小学校女子で9位、中学校女子で9位、高校女子で2位、中学校男子は4位、高校男子で1位を占めています。
子供たちにとって憧れの職業ですが、実際に先生になるための教育を受けられるのは大学に入ってからというのが実情です。
今回の高校での教職コースは、大学での教職育成を更に円滑に進めるために高校段階で教職体験を取り入れ、
教育者としての資質を高めるとともに、地元香川県での就職に導き、若者の県外流出を食い止めようという意図がはっきりみえます。

育った地域について学び、地域で就職することが地域の活性化に貢献できるのであれば、
こんな進路もいいのではないかと考える子どもたちが生まれることを期待しましょう。